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17th Dec

今日は薬局に

珍しいお客さんがきた

ドラッグストアの店員さんが連れてきた

アメリカからの旅行者

一緒にきた息子が痛風発作を起こしたらしい

Diprosone というステロイドの内服薬と同じようなものを

購入したいとのこと

処方箋なしではステロイドは購入できないし

本人がいないとクリニックの紹介もできない

そして

うちの薬局はOTC置いてない・・・

なので、ドラッグストアまで一緒にいって

鎮痛消炎剤買いました

残念なことに

薬剤師のいないドラッグストアで

第一種のロキソニンがなかった


痛みが少しでも和らげばいいけど


とにかく、日本語がまるでできないおじさんだったので

ほっとした様子だった

最後には連絡先をよこして

ニューヨークへ来るときはぜひ知らせて

案内するよ!

と言ってくれました


こんなのも出会いなのだなと思う

今後会うことはないかもしれないけど

ありがとうと言われた私の1日は

いつもよりハッピーだったな


英語が話せてよかったなと思うのでした


7th Nov


早いもので今日は立冬

短い秋があっという間にすぎてしまいました

帰国して薬剤師復帰から丸10ヶ月

内科、耳鼻科、心療内科メインの薬局なので

ほどほどに勉強になってます


風邪のシーズンに入るので

風邪でよく処方される薬について

オーストラリアの処方と比較してみたいと思います


まずは日本の処方

鼻水、喉の痛み、咳、たんなど

いわゆる風邪症状を訴えると

抗生物質

抗ヒスタミン薬

解熱鎮痛消炎薬

鎮咳去痰薬

などが処方されます

さらに

総合感冒薬と呼ばれるものまで

一緒に処方されることも

咳や鼻水がないのに

全部セットで処方されることもしばしば

喉の痛みと微熱で受診して

6種類以上薬出たりね

すごいです、ほんと


ではオーストラリアではどうでしょう

処方薬としては

抗生物質

ひどい乾いた咳に強めの咳止め(または喘息薬)

くらいかな

あとは市販薬です


この違いがどう影響するかというと

風邪っぽいなと思ったら

まず薬局行くんですよ

医者にいく必要があるか確認しに


医者に行ったところで

薬局で売ってる薬飲んでおけといわれるので

診察代や時間かけてまで

いく価値があるか

薬剤師に聞くんです

抗生物質や喘息薬が必要だと判断したら

医者へいけとなるのです


そういう背景があるから

薬剤師が把握すべき範囲もひろくなり

かかりつけ薬局という文化ができてくるんだけどね


日本ではまだまだ無理だな


今働いてる薬局でも

かかりつけになれる要素が

立地意外ないもんね

みんないい人たちだし

真面目に仕事してるけど

人間味ないんだよ


と、最後は愚痴になりました




18th July

最近はまってる

家庭菜園

トマトが赤く色づいてきて

収穫間近!

うまく育ってよかった~

失敗したものもあるけど

初めてだったからね

来期はもっとうまくできるかな


さて

STAY DOWN

In the White Room

私の働く神奈川県のレセプト

かなり細かく、厳しいらしい

外用薬の使用部位まで

細かく書かないと

返ってきちゃうんだとか

シップの貼付部位

腰に1枚

両ひざに1枚ずつ

1日3枚だから

21枚で7日分

そんな細かくやる必要あるんでしょうかね・・・

70枚以上の場合だけ

処方コメント入れるとかでいいじゃないかと

思うんですけどね


医療費削減のためにはしょうがないのか

23rd Apr

調剤過誤はあってはならないけど

100%防げないのも事実で

その可能性をできるだけゼロにしようと

日々の業務にあたっているなかで

今日はとんでもないことに出くわしました


心療内科に数年通っていて

私の勤める薬局に薬をもらいに来ている患者さんの

お薬手帳を確認した同僚の薬剤師が

服用中の薬剤に併用禁忌があるのに気付いた

整形外科で処方され門前で調剤された臨時薬のひとつと

継続服用している心療内科の薬で

併用することで整形外科の薬の血中濃度が33倍になるというもの

急激な血圧の低下を招く可能性があり

とても危険なのです


今日の薬を受け取ったのが代理の方だったため

お薬手帳に併用はしないようにと記入し

患者本人にも伝えるよう依頼し薬をお渡しした

数時間後本人から電話で問い合わせがあり

その電話を受けたのが私でした

担当の投薬した薬剤師が昼休憩に入っていたため

私が話をうかがったところ

過去にも数回整形外科にかかり

同じ処方をされており

併用禁忌である2剤を服用したことがあったことが発覚


整形外科でも薬局でも

心療内科で処方されている薬について

情報提供していたにも関わらず

スルーされていたようです


服用後下痢を起こしてしまったのだそうで

後日、整形外科の薬を調剤した薬局に問い合わせ

体調について相談したら

なんと

そういう副作用はないと思うとの回答

併用薬について整形外科でもチェックして処方しているのだから

間違いないだろう

整形外科では

薬について詳しくないからわからない

そういうのは薬局の仕事だろうと言われたらしい


全く無責任でお粗末

なんのための医薬分業か


患者が併用薬を伝えてないならともかく

医者にも薬剤師にも伝えているのに

全くチェックされていないなんて

信じられない

今時レセコンで併用禁忌や慎重投与はチェックが入るよ


患者には整形外科の薬は服用中止させ

次回整形外科受診時

当該薬剤は服用できないと伝えるように

心療内科の薬は今日は服用せず

明日から再開と指導

お薬手帳にも記入してもらい

問い合わせ電話は終了


まあ健康被害といっても

下痢ですんでよかったけどね

心不全とか肝機能障害なんて出てたら大変だった


いっそう身が引き締まる思いでしたよ

ひとつの怠慢が

人の命を奪いかねないからね

日々精進ですね


7th May

日本では

うつや不眠を訴える患者への処方が

言い方は悪いけど

とても気持ちが悪い


ピアノの調律をするかのように

超微妙な調整の繰り返し

患者は薬の調整で

症状がすぱっと改善されると期待をいだく


そういう処方に限って

患者の不安や不満が薬局でふきだす

診察であまり話を聞いてくれていないから

聞きたいことや言いたかったことが

どばーっと出てくるのかな


気持ちに波があるのはみんな同じ

ちょっとの体調の変化で処方まで変化させたら

ますます落ち着かない

(あくまでも個人的な感覚ですけどね)



1st Apr


今日から調剤報酬の改訂で

かかりつけ薬剤師なるものが誕生しました

患者が希望すれば追加料金を払って

特定の薬剤師に薬歴管理や

服薬指導をやってもらえる! という

キャバクラかっ!

な、制度なわけです


さっそく

「あんちゃん、かかりつけ薬剤師ねっ」

と指名いただきましたが

かかりつけ薬剤師になるのにも条件がありまして

私はその要件を満たしていないので

公的に言うかかりつけ薬剤師にはなれないのです


ただ

個人的には

患者が薬剤師を指定して投薬してもらうというのは

あってもいいかなとは思うので

点数がとれるとれないにかかわらず

かかりつけ薬剤師というアイデアには賛成


今後どんな具体的な運用例が出てくるか

楽しみな制度です

22nd Mar

連休明けは仕事モードになるまで

ちょっと時間かかった〜

そんななか気付いた

喘息の治療法についての

日本とオーストラリアの違い


オーストラリアではステロイドの吸入での

喘息コントロールとβ刺激薬による発作抑制が主流

日本ではロイコトリエン受容体拮抗薬をメインに

ステロイド吸入を併用したりしなかったり

発作にはβ刺激薬を使用


オーストラリアにはロイコトリエン受容体拮抗薬が不人気で(?)

ステロイド吸入が主流なのですが

一番の違いは

喘息と診断した患者に

薬を使い続けさせてないこと

2ヶ月働いて

ロイコトリエン受容体拮抗薬を継続で服用している患者さんを

ひとりだけ見ました

しかもそのかた

発作が起きまくり!で

メプチン使いまくり!

だそうです

だめじゃんってことですよ


ステロイドが悪者扱いだから

処方しないんでしょうか?

理由はよくわかりませんが

コントロールされないんじゃ

患者さんが大変ですよね


13th Mar

日本帰国から早くも1ヶ月と10日がたち

薬剤師復帰してちょうど1ヶ月がすぎた

日本の保険調剤から長く遠のいていたので

保険制度の複雑さがこれほどのものだったかと

今さらながら辟易してる

日本とオーストラリアの違いをどうこう言っても仕方ないけど

日本とオーストラリアの考え方の違いを

保険に限らず処方内容やら

日々感じたことを書いていこうと思う


Stay Down
Inside the White Room

といったところか


記念すべき(?)ひとつめの記事は

ちょうどシーズンまっただ中

花粉症の薬

アレグラ(フェキソフェナジン)

について


1日2回60mgずつ(1日量120mg)服用するのが

日本のスタンダード

オーストラリアでは

180mg1回服用します

ほとんど眠気もおこらず

全身のアレルギー症状を和らげる

優秀な抗ヒスタミン薬

目や皮膚のかゆみにも効くので

アレルギー体質な人にオススメ


私も謎の湿疹に襲われたとき

お世話になりました

ピタッと止めるわけではないが

少しはやわらいだなあ


アレグラを朝晩1錠ずつ飲んで効果を感じられなければ

朝2錠夜1錠でもいいかも


まだしばらく続く花粉シーズン

少しでも症状がおさまるといいですね