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16th Feb

40歳で独身

子無し

妊娠出産はもう望まない

というと

” え~まだ間に合うよ~ ”

” がんばりなよ ”

といわれることが多い


子供がいない私が言うと

相当な反発を受けそうだけど

子供って ” がんばって ” 持つものだと思わない

どんなに若くても

経済力がなくても

父親が誰かわからなくても

産まれるときは産まれる


男と女さえいれば

そこに子孫が発生する

自然なことなんだと思う

すべての個体が子孫を残すわけでもないのが

自然なんだと思う


そういう意味では

生殖能という面において、私は

能力が低かった個体なのでしょう(結果論です)

身体的問題か意思の問題かはあるとしても

子を産む

という選択をしてこなかった結果ということです



今の医療ではそんな個体も

40歳になっても50歳になっても

自分の遺伝子を受け継いだ個体を残すことが可能です

卵子や精子を凍結して未来に残すとか

超未熟児を自然界で生き延びられるまで成長させるとか

帝王切開による出産とか

医療のない世界では消えてしまったであろう遺伝子を

次世代に残す技術があるので

” がんばりなよ ”

ということになるのかもしれないけど




そこまでして自分の遺伝子残そうとも思わない

 血統にこだわりもない


別に孤独が好きとか

そんなことでもない


家族が大好きだし
一人暮らしはやだな~と思ってる

むしろ30代のころ

本当に子供が欲しいと思っていた時期があった

ずっと付き合っていた男もいた


でも、なにをおいても子供だったかといわれると

そうではなかった

自分の生きたいように生きた結果

40歳の今まで

私の人生に妊娠出産ということが

起こらなかったというだけのこと


そうやって過ごした30代は

私にとってすごく重要だったと思っていて

今後の人生、老後の過ごし方まで

変えてしまったんじゃないかと

大げさなようだけど

価値観が大きく変わった10年間だったのです


そして今

妊娠出産を望まない

という考えに落ち着いているところに

” がんばりなよ~間に合うよ ”

 ” 少子化解消に貢献しなよ ”

などと言われると

(それが若者や親世代ではなく同年代に言われたりするので)

この人、何言ってるんだろうと

ちょっぴり幻滅してしまうのです


老後さみしいじゃん

なんて理由だったりしたらなお

子供いても

さみしい老後を送る人いると思うけど・・・

なんてひねくれた思いが浮かぶんですよね

孤独でありたいなどと思っているわけではないので

どんなかたちにしろ

人とのかかわりはなくならないと思う


時間もお金も自由になる今は

実現させたいと思っていることにむかって

日々勉強です


結局なにを言いたかったかというと

40過ぎの独身女に

子供の話を振っても

思ったような返事はないよということ

逆に子供がほしいのにできないという場合は

深く傷つけることになるんじゃないの


ああしたらいいのに、こうしたらいいのに

という話は

お金ないな~なんて話してる人に

勉強していい大学行っていい会社に入って

 いい給料もらえばいいじゃん

と言ってるのと同じレベル

まったく無意味なんです

大きなお世話なんです

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