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13th FEB 2019

日本へ帰ってきてから3年が経ちました

5ヶ年計画の4年目に突入したわけですが

まだ具体的な形にはなっていないので

今後2年少しずつ行動にうつしていこうというところです

オーストラリアから日本へ戻ってから気になっていることがあります

ニュースでもよく耳にする

働き方改革

サービス残業や有給休暇が取得できないといった問題は

ある意味分かりやすい事案ですが

そもそも適材適所という考え方が欠けていることが原因なのではと

思える内容も多い気がします

適材適所を実現するのは容易ではないでしょうが…

新卒一括採用のメリットってなんでしょう?

終身雇用や年功序列を前提とすれば

フレッシュな初心者を会社に必要な人材に育て上げていくというやり方も

割りと効率的なのかもしれないですね

しかしながら会社の求める能力に見合わない人材はどうなるのか

その人がさばききれない仕事を同じ部署の誰かがフォローすることが日常化すると

どうなるんでしょう

誰も得しない気がしますが

私も経験したことがありますが

性格や能力に見合わない仕事をさせられている人がチームにいると

チーム全体が苦しい思いをします

不満が溜まり

効率が落ち

予定していた休みがとれず

モチベーションを維持するのがすごく難しくなる

しまいに当の本人は心労が祟って病院通い

みんなが身体的精神的に辛くなっては

いい仕事ができるはずないのです

部署や仕事内容の変更に対して消極的だと

問題を先送りしているだけでなく

大事な人材を摩耗させているだけだと思う

有給休暇の取得については

雇う側に期待するのではなく

働く側の意識が変わればさほど難しくないと思います

10人がそれぞれ1ヶ月の有給休暇をとるとすれば

1年のうち10ヶ月は誰かがいないということなので

自然とその人数でこなせる仕事のしかたになります

サービス業などでは人員不足は目に見えやすいので

企業側が補充せざるを得なくなるでしょう

みんなが同じように休暇をとるので

申し訳ないなとか、迷惑だなとか

思うこともないんですよ

まあ、1ヶ月まとまった休みがとれても

時間をもて余す人の方が多そうだけど

何年かすればゆっくりと休暇を楽しめるようになるのではないでしょうか

旅行会社も長期休暇にあうプランを売り出したりね

仕事も休暇も

会社から与えられるのではなく

必要とされる労働力を提供する報酬として賃金を受けて

さらに年に1ヶ月間有給休暇をとる

有給休暇は報酬の一部と考えれば分かりやすいですね

受け取って当たり前

そんな風潮が根付けばいいなあと思います